インテリアデザイニャー

素材から考える

猫は我々より野生本能が強く、住む環境＝自分のテリトリー以外の場所では
全く違う性格になったり、違う行動を取ったりすることがあります。
言い方を変えれば「自分のテリトリーはより快適な方が安心する」という事です。
安心する＝ストレスを極力無くすという事に繋がります。

私たち人間が「住みよい」という基準と猫が「住みよい」という基準は違います。
例えば、玄関の靴が並べてある所に寝て見たり、掃除できていないテレビの裏にいたり
猫は猫で「居心地が良い空間」の基準があります。

猫田三業は素材から考えています。
猫田三業のサービスの1つである「猫さま専用 1部屋限定 完全予約制 ネコホテル」では
木をふんだんに使用し、壁は漆喰、床は人工芝で外にいるような手触り足触りを演出しております。

木の材質を考える

その使用している木材は何でも良いのでしょうか？
一般的に良い木材といえば「檜（ひのき）」や「桐（きり）」を思い浮かべる方も少なくないでしょう。木材も色々なものがあります。
中でも杉は猫にとって良い影響を与えます。

まず、杉の木材は猫の肌に近いPH値です。
そして、木は木材に加工された後でも生きており、精油というものを抽出します。これは揮発性があり、天然のアロマのようなものになります。
しかし、木材によってこの精油に含まれる成分が猫にとって危険を及ぼすこともあります。

杉の精油はフィトンチッドという揮発成分を抽出しています。
このフィトンチッドは自らを殺菌・消毒するための成分です。杉のフィトンチッドには
リラックス効果・抗酸化効果・抗腫瘍活性効果・免疫活性効果があります。
猫がこの空間にいるだけで健康を保ちやすくなると言うことになります。

私…杉アレルギーなんですが…

杉のアレルギーをいうのは一般的に「スギ花粉」を指します。
当社が使用しているのは木材です。樹幹部レルギーをいうのは一般的に「スギ花粉」を指します。当社が使用しているのは木材です。樹幹部（根元から枝が分かれるまでの部分・幹）を使用している木材の成分には「スギ花粉症」の治療薬に使われていますので、逆に花粉アレルギー対策になると思います。

宮崎が誇る伝統杉

私たちが使用する杉の木材は
宮崎の杉の起源であり江戸時代からの歴史を持つ「飫肥杉」を使用します。

飫肥杉は

• 湿気に強い
• 腐れにくい
• 弾力性がある
• シロアリへの耐久性が高い

元々、木造船や木橋の材料として使われている飫肥杉は非常に耐久性が高い杉です。

飫肥杉をあなたのお家に

例えば外出防止用の扉や仕切りなどをオーダーメイドでお作り致します。