ペット避難所は大変限られている
現在の宮崎県内の緊急避難所は次の通りです。
地域 | 指定避難所 | ペット避難場所 | ペット収容数(目安) |
中央東 | 宮崎東地区交流センター | 資機材倉庫 | 5 |
中央西 | 宮崎公立大学 | 体育館更衣室・シャワー室 | 10 |
小松台 | 宮崎市立小松台小学校 | 体育館入口 | 5 |
青島 | 青島地区交流センター | 1階ピロティ(屋外) | 10 |
木花 | 宮崎大学 | 体育館更衣室・シャワー室 | 10 |
住吉 | 住吉地区交流センター(旧住吉公民館) | 車庫内 | 10 |
佐土原 | 佐土原総合文化センター | 創作室 | 10 |
田野 | 宮崎市田野地区交流センター(旧宮崎市田野文化会館) | 舞台裏荷捌き所 | 5 |
高岡 | 旧去川小学校 | 2階音楽室 | 10 |
※2025.1現在 元の資料はこちら
宮崎県の猫の飼養頭数は出ておりません。2024.4の時点で犬が44.4%、猫が38.4%(全国)、宮崎県の犬の登録頭数は55.043頭(令和5年度)。以上のデータで推測すると猫は約47,605頭となり、犬と猫を合わせると10万頭以上になります。その母数を考えてみると、宮崎県の収容可能頭数は約75頭というのはあまりにも少なすぎます。
それは今後の課題なのですが、まずは「自分の場所を避難所にすることから」と考え、ネコホテル及び猫田三業事務所を猫専用の緊急避難所にしようと思います。
なぜ猫だけなのか?
災害時の緊急避難というのは最悪の状態だと言う事をまず前提としてお話します。犬は外に出て散歩をします。室内犬であっても散歩をします。と言う事は外に出ることのストレスが無い犬がほとんどではないでしょうか。猫は逆に室内で暮らしている猫にとって外は恐怖でしかありません。パニックになって走りだして自分がどこにいるかも分からなくなるかもしれません。猫にとって外はストレスになる可能性が大きいからです。ストレスを感じると犬と猫では行動が違うこともあります。猫はストレスを感じるとご飯を食べない、水を飲まない、排泄をしないと言う事がよくあります。水を飲む事と排泄をすることは大変重要な事です。それを考慮し犬より猫を最優先と考え、猫専用の避難場所にしています。

避難できるご家族について
場所 | 人数+猫 |
まぐろの間(北側) | 1人+猫 |
まぐろの間(中央) | 1人+猫 |
まぐろの間(南側) | 1人+猫 |
スタッフルーム | 3~4人+猫 |
猫田三業及びテイルズジャパン事務所 | 3~4人+猫 |
※以下が条件
・当ホテル及び当ペットシッターサービスなどの会員様最優先
・宮崎市在住のご家庭
・先にご宿泊頂いているお客様のご家族最優先
・(猫は音や声に敏感ですので)走り回ったりはしゃいだりするお子さんのいる家庭はご遠慮ください。あくまでも猫専用の避難場所です。
・ご高齢のご家庭優先
飲用水も備蓄しています
当施設に避難した猫用に飲用水を備蓄しております。しかしながら、よりたくさんの猫の助けになりたいので、あらかじめ備蓄はしておいてください。備蓄の内容につきましてはNPO法人Tails Japan.(テイルズジャパン)が推奨しているものを備蓄してください。なお、当事務所で備蓄のお預かりも出来ます。(会員様限定)
お気軽にお問い合わせください。090-7450-3138受付時間 11:00-14:00